<天使   青春  パセリ>


一人ぐらしをするからと出て行った太乙の部屋のおかたずけをしようと、そこに寝泊まりを始めました。もしかするとこれを家庭内別居というのでしょうか。もしかするとこれが還暦という新しい時代なのでしょうか。かつてたまたま彫刻家まがいの仕事をしていましたが。実は今のこんな生活がしたかったのかもしれないなあと思ったりしています。子どもの頃の私の家の洗濯物干場には鉢植えのクチナシ、ツツジがあり、室内にはカナリヤ、ジュウシマツ、メジロ、ホオジロ、ハト、ニワトリ‥がいて、モンシロチョウ、アゲハチョウ、コガネグモ、クワガタムシを飼育していた勉強机の上には、父の手作りの本棚があり、外に出ると桜島の噴煙が目の前に見えました。その時私は何をしていたのだろうかと‥、帰るべき昔を探したりしています。新しい時代に進むとはきっと昔に戻ることなのでしょうから。


『新しい時代に進むとはきっと昔に戻ることなのでしょう。』ステキな言葉だと思いました。私もそんな風に生きたいな。


十数日がたち、太乙の部屋のおかたづけはほぼ終わり、いつでも遠方からのお客様をお泊めできるようになりました。まだしばらくはこの生活を楽しむつもりですが、東南のカド部屋だから朝が早く、4時半には明るくなり、どう頑張っても五時半から六時半には起床となってしまいます。そのかわり就寝も早くなりました、十時半から十一時には眠くなってしまうのです。早寝早起きは健康的だけど、出不精ものには、昼食後の睡魔とのタタカイはつらい。これで昼寝をしたら、「三食昼寝付き」になってしまう。私の場合は朝食抜きだから「二食昼寝付き」ですけれど。今日は眠いながらも昼食後にPCを開いてみました。頭クラフラです。あるいは、これが老化現象なのでしょうか。


早起きをして、家で作業していて、お昼寝をしないというのはとても偉いと思います。私は職場で午後2時頃になるとよく瞼が閉じてしまいます。誰にも気付かれないようにお昼寝をしているつもりなのに、同じ部屋で仕事をしている人達に「あなたが静かになるとハラハラする」と言われます‥。バレバレです(>_<)


昼寝をしないというのはとてもエライ。二宮金次郎ぐらい偉い。とはいうもののよく考えるとタキギをしょって歩きながら本を読むのは危ないよね!絶対こける。ランドセルしょって歩きながらマンガを読むのは危ないのです!絶対電柱にぶつかるのです。


確かに金次郎はアブナイ!私も本を読みながら歩いていて電柱と開きかけた遮断機にぶつかった事があります。最近の遮断機は竹ではないのですごく固いんです。たんこぶができました。


睡魔との闘いにいきづまり、しかたがないからとりあえず東の窓を暗くしようと、昔描いたナニワイバラの絵でふさぎました。そしてあちこちに何年も放っておいた物々を運び入れて、私の住居は物置の風情です。今日は夕方、ものおもいにふけって‥気がついたら夢を見ていました。明日はゴミの日ではないし‥だから今夜は夜更かししてメールしてしまいました。


庭の雑草の中で、黒い小さな実のなる草があったので抜かずに残しておいたらだいぶ大きく育ったのですが、そこにダニの様な小さい虫が大発生!その草が建物のすぐ脇に生えていたため、虫が壁を伝って私の部屋にも入り込んだ模様・・。おかげで体中虫さされで痒くてたまりません。トホホな宵デス。明日は畑に行きます。では、また。おやすみなさい。次回のおたより楽しみにしています。


畑の野菜はどうでしたか?日照不足が心配されましたが、どうやらなんとか持ちこたえたことと、お喜び申し上げます。


何か、絵や彫刻やを作るにあたり、その作りはじめは、「どうなるのかしら」とか、「イメージどうりにできるかしら」とか‥「明日は遠足だ」とか「明日から夏休みだ」とか幼き頃のように‥胸ふくらませワクワクと夢見ごこちで楽しめるのですが、だんだん出来上がってくる、いざ出来上がってくると、「なんだこんなものだったのか」とか、「結局、私は普通人またはそれ以下なのね」と失望したり、いや「あの道具が足りないから」とか、「この素材がイマイチだから」とか「体調がすぐれなかったから」とか、その原因を他に求めたり押し付けたりしてしまいますの。2008/5/24に無料のHPの登録完了のお知らせをもらってから、好奇心、探究心、自負心、自尊心をいっしょくたにして、それまでは強いて避けていたパソコンお遊びをはじめて一年とちょっと、そのための写真の撮影や作品作りに精出していて、ふと、THE DOES BOOK No.1 の20数年前にみた景色を思い出しました。

どこにも出向かずにひきこもり、だんだん出来上がってくると、「こんなもんだったのか」とか、「結局のところ趣味の日曜画家のごときパソコンおじさんにしかすぎないよ」とか、「訪問者のいないHPは訪問者の無い展覧会のようなものだよ」とか、悲観的になったりしていますの。外は雨、月も出ていないのです。でも、「まだまだすることはいっぱいあるよ」とか、「これからだよ」とか、「いい暇つぶしになったよね」とか、「会えない人とメールでお話しできるようになったよね」とか、なぐさめたり、はげましたりもしていますの。だらだらと書いていたら何を言いたかったのかわからなくなっちゃったから、今日のところは、次回に続く、ということにいたします・・・それでは。


ここのところずっと暇さえあれば、来春卒業する、明の後輩のバスケ部員達の試合の写真の整理をしていました。ささやかなアルバムを作って、今日その表紙に部のロゴのシールを貼って、やっと完成しました。一生懸命写真を撮りに行って、2000枚程の中から26名分のチョイスをしてプリントアウトして・・・と、作業は大変だったけど、出来上がって眺めてみると・・・「3年目にしてもこんなものか、私ったらあんなに盛り上がっていたけど、所詮シロウトだわ~」と、まさにおほしさまから届いたお言葉通り。やっとバスケ写真から暫し解放されると、今夜は「祝杯」のつもりだったのに、ただの寝酒になっちゃった。暮れ頃からは部のポスター作りが始まります。学校側から部のポスターはずっと続けて欲しいと言われましたが、誰かに引き継ぎをして今年度で引退するつもりです。やはり息子と関わっていた年代には深い愛情がありましたが、知らない子達となると難しいです。部のポスターは一昨年初めて作ったのですが、それからサッカー部なども真似して作るようになりました。そういう風潮を作るキッカケになったのは良かったかなと思っています。


・・・の続き。だからといって「こうしたい」とか「こんなふうにしたかった」とか、始めに模範となるイメージがあったわけではないのだから、そうなったら、「こうなっちゃったんだ」と「ではこうしよう」と、あきらめの気持ちで続行していくしかないのですの。先日、ファレノプシス=和俗名胡蝶蘭、洋俗名 moth orchid の花が、私は「晴れの日のブス」と呼んでいますが、くったりとぐったりとしおれていました。どうして?水やりはいつもどおりにしているのに。寿命なのかしら?そんなはずはないのになあ‥と、しばらく考えました。手にとって見ると葉も根もしおれて、しなびてしまっています。その植木鉢は植木鉢を作り始めた頃、6、7年前のもので、蔓植物の皮と石膏で作ったもので、底をみると底が抜けていました。2年程前に修理しておいたはずなのに、しっかり壊れちゃっていたのですの。そんな、あやうい鉢だと承知はしていたのですが、それがゆえだとは思えませんでした。その花は着生植物でかなりの乾燥にもたえられるはずですから。でも、それが原因と考えられます。で、その鉢を石膏とセメントを混合して再修理しました。2日後、嘘のように元気になりました!うれし、めでたし、めでたし、うれし、です。だから、「こうしたい」とか「こんなふうにしたい」とか、始めに模範としたイメージがあったわけではないのですから、そうなったら、「こうなっちゃったんだ」と、「では、こうしよう」と、新しい気持ちで作っていくしかないのですよね。その結果、その経験こそが私にとっての模範、規範になるのですから。そうそう、今年度後半期が始まりましたネ。後半期も元気でいきましょう!明日は昼まで寝ちゃうんだ。そうそう、雑草をあんまり採り取り過ぎると行き場を無くした虫たちが騒ぎだしますから、ほどほどにしたほうが良いと思いますよ。草取りに疲れてしまわないようにね。では、おやすみなさい。


今日、明がアメリカへ発ちました。二週間ほど、妹のいるBOSTONやNEW YORKを旅して来ます。小さい頃は何度も私と一緒に行きましたが、彼の記憶には残っていないようで、実質的には初めての海外旅行です。英語もろくに話せずに行くので、彼にとっては大きな冒険かもしれません。飛行機が発つ前に電話をかけてきて、「行ってくるね」と言いました。電話を切ったあと、正直、私は全身の力が抜けてガックリしてしまいました。「自分が精神的にどれだけ彼の存在に依存して生きているのか」を知り、ちょっと情けなくなってしまった次第です。今生の別れでもないのに・・・。そうそう、胡蝶蘭が元気になって良かったですね!雑草はいつも庭の半分位、私のストレスの解消になる位、抜くようにしています。虫たちやヤモリ君や蛙君も出てきたりするので。


おはようございます。

朝の家事がおわり、まだ残っているHPのAGEの整理、もう勘弁してください!って感じでごじゃりまするのよ。HPのGEMをSEEDに変更したり、RECOLLECTIONはAGEに変更したり、データを新しいフォルダーに移したり、だから再び入力しなおしたり、そんなわけでズルズルと暇をつぶすのに、あるいは学びに、ますます忙しくなってしまっているのでございます。なぜ変更しているのか、したのかというと、私はバカだからです。いやバクかな?カバかな?ひとつのことを始めると、それバッカなのです。なさけない。昨日、崙土は沖縄に遊びに行きました。この1週間が彼の夏休みだそうです。太乙は休みもなく忙しそうです。明君はアメリカかぁ~。それぞれ各々の青春しているなぁ~!。人生は「青春、朱夏,白秋、玄冬」というけれど、私は白秋しているのでしょうか、玄冬しているのでしょうか。どっちでもいいけれどね。青春ではないのは確かなのですから。さて、情けないことに、私はこのところパソコンにつかまっちゃって、難儀しています。ブログにまとめておいた昔の仕事をHPにお引っ越ししようとして、とりあえず、が、あれもこれもと増殖し、手に負えなくなってしまった感なのです。でも、もう少しだからともう少しだからと慰めなぐさめ、朝から夜中まで1ページ1ページ進めています。暇と言えば暇な、平和と言えば平和な忙しい毎日です。「忙中閑」ならぬ「閑中忙」になっちゃっています。そんなわけです。ではまた。


今朝、家を出ようとしていたところへ明から電話がありました。BOSTON郊外の妹の家から市内のホテルに移り、初めてひとりになって一日街を歩き回った様です。言葉がよくわからないので、買い物をするにも食事をするにも色々と失敗があったとか。良い事だなあと思います。珍しくベラベラと喋るので、私は会社に遅れてしまいました。明が爪切りを持って行ってしまい、仕方なく、以前飼っていた「うさぎ用」の爪切りで四苦八苦して爪を切りました。


もうすぐ彼はひとまわり強、大きくなって、帰国ですね。みやげ話が楽しみですね。「広瀬さんは去年一年間、めいっぱい働きました。彼に言わせると2年分。某彫刻家のイタリアでの展覧会のための鋳込みの労働でした。それで先月、家族3人でイタリア、フィレンチェにお出かけしました。そこから写真を添付したメールが来て、びっくりしました。問うと娘さんが持っていったPCからだそうで、便利になったものだと感心したり、おまけに彼の長女はアメリカの方と結婚なさってアメリカ在住です。げに世の中はもうすでにそんな時代にグローバルな社会になってしまっていたんだなあと感嘆したりしました。」と、もうすぐ帰国する明君も将来は‥などと思ったり、こころやさしくさびしがりやのあなたの思い、いかばかりかと。昨夜メールしようとしていましたが、「hello colette here making contact with you right now on world wild web time ....you spent some time with my friend Andrew jack. i wish to hear some words / communication from you regarding my friend. with my sincere respect.」というNZからのメールに、「i'm so sorry i have nothing to say. お伝えできることは何もないのですヨ。ごめんなさい。」と、お返事するのに30分もかかって、疲れちゃったから、今になっちゃったのです。


明は今頃は一人でニューヨークの街を徘徊していると思います。今週の金曜日に帰って来る予定です。中村さんが心配でしょうがない様子で、毎日不安材料を見つけてはワーワー言うので、私が心配をする暇がありません。「明はもう19歳なんだから、そんなに心配するのはおかしい」と、さっき叱り飛ばしたところです。やっと静かになりました。先週の土曜日、久しぶりに映画を観に行きました。映画を観るときはいつもひとりです。ワイズマンのドキュメンタリーを渋谷で上映していたのですが、今は渋谷にものすごく沢山映画館があるのでびっくりしました。場所がわからなくて随分歩き回り、まるで「おのぼりさん」です。ワイズマンの映画をやっていた映画館に置いてあったチラシを見て、そのあと別の映画館で「パティスミス」のドキュメント映画も観ました。彼女は私が高校生の頃、メジャーなロックシンガーでしたが、その後どうしていたのか知りませんでした。お母さんになって反戦運動を基にした音楽活動を続けていた事を初めて知りました。渋谷は若者の溢れる街という印象ですが、どちらの映画館にも若者はいませんでした。雨のそぼ降る日でしたが、帰り路、家の最寄りの駅を降りると土砂降り。持っていた折り畳みの傘を開いて歩き出しました。なんだか頭のてっぺんが冷たいと思ったら、顔に水がしたたって来ます。どうやら傘の先に穴が空いているみたい。穴の場所は確認出来ません。傘をさしているのに頭の先からどんどんズブ濡れになりました。楽しかったです。それでは、また♪ 


短い夏がおわり、すっかり秋の風情。私の方はブログにまとめておいた昔の仕事をHPの方へのお引っ越しに忙しかったのですが、ひと段落。今日からMESSAGEとNOTEの整理です。昨日となんら変わりのない、明日ともなんら変わりのない、毎日が再び始まろうとし、植木などながめて、しんみりしたりしています。ぢゃあね。


明が今日の夕方、帰って来ました。一緒に食事をしている間、話が尽きませんでした。刺激的で楽しかったのと、一人でやってきた達成感に興奮しています。自分が初めて海外へ行った時の事を思い出します。行かせる事が出来て良かったです。お父さんとまだ話しています。


つきなみだけれど明君、「無事に帰ってきて」よかったですね。「達成感」は得がたいとても大切なもの。かさねて、よかったですね。私にも覚えがあります。一人旅のイスラエルからの帰路、イスタンブールで乗り換えの成田行きの機内の座席に座った時に、そんな感じがしました。もしかすると単なる「安堵感」ホッとしただけだったかもしれないけれど。何はともあれ、よかったですね。


こんばんは。明は時差ボケで、夜の6時頃まで爆睡していました。起きたらまた夜で、自分でも驚いていました。それからあわててクラブチームの練習に行きましたよ。 

2009


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